1月の4

山尾悠子が文庫で出るなんて・・・単行本持ってるけど、なんか悔しいから買う。

相変わらずの凄い再現度。
しかし、狂骨も実写映画化してくんないかな。ロマンポルノでもいいから。

  • 『チャイナガール』 花形怜/シナリオ 青山景/作画 小学館 540円(税込)

青山景、死んじゃったんだよね。
よいこの黙示録』は絵柄も好きで楽しみにしてたんだけどな。
残りの話をまとめて2巻を出してくれないだろうか。

どちらもなんて終わり方だ・・・若先生だから許される。

年取ってからの読書特集が面白い。
67歳の人に文庫のレーベル毎の読みやすさを判定してもらうって企画は、これからの読者層のことを考えるとかなり重要な試み。フォントが大きけりゃいいってもんじゃなく、行間をしっかりとっていれば、小さい文字だとしてもその方が読みやすいそうだ。なってみなけりゃ、分からないもんだなぁ。


以上、計3727円
今月の予算残はあと1500円だ。
今月はあと一日しかないけど、ちょうど単行本一冊分くらいだから、いくらでも候補がある。どれにしたものか。

無限のフロンティアEXCEED


ヒーローズファンタジアへの予習としてプレイし、本日めでたく一周目をクリア。
この、バンプレストオリキャラ達のデザインのダサさたるや、現・日本ゲーム市場最高峰。
そして、それも含めてこういうのを作るバンプレストが大好きです。

1月の3

『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』 A・ブラックウッド/著 南條竹則/訳 光文社 980円(税込)

危うく買い逃すところだった。
文庫化とかはちょくちょくあったけど、アルジャーノン・ブラックウッドの新編纂の怪奇短編集って、おそらく30年ぶりくらいじゃないのかな。
当初、昨年夏の発売予定で、日本の怪談シーズンにあわせたのか風流だなぁ、と思っていたら、余裕の発売延期。
次に、12月の発売予定となり、本場英国の怪談シーズンにあわせてクリスマスシーズンに出すのか洒落たことをするもんだぜ、と感心していたのだけど、これもやはり当然の延期。
と、きたからには、まぁ、暫く出ないんだろうな。翻訳モノなんてそんなもんだよね。あと何年待つことになるのかなぁ、なんて思っていたら、まさかの本日発売とは。完全に意表をつかれてしまった。

当然ながら、即購入。素直に嬉しい。
今月の予算残はあと5227円。

ぼくらのひかりクラブ 上 小学生篇

ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]

ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]


ライチ☆光クラブ』の前日譚。
光クラブの誕生と、ゼラが如何にしてその支配者になったのか。
『ライチ〜』にて破滅的な最期をむかえる少年たちは、かつてどんな子供だったのか。

ほとんどの登場人物がそれぞれの欲求や悪意はあれ、小学生らしい小学生として描かれる中、ただ二人、ジャイボとゼラのやばさが半端ない。お互いにお互いを歪め堕としあってて、自分たちを含め誰のためにもならないカップリング。ジャイボいなけりゃ、ゼラは順当に30歳で世界支配者になれたんじゃないのか。ジャイボは、ゼラいなけりゃ順当に豚箱行きだろうけどさ。

早く下巻が出てほしいものだ、が、巻末特別付録のライチ☆四コマ劇場のあまりの壊れっぷりに、しばらく間をおかないとまともに読めそうにない。ゼラ、印象違いすぎるよ。雷蔵、自重してくれよ。

1月の1

今年の抱負を早速実行中。
買ったのは2冊。
『華宮の宮』 上田早夕里 早川書房 2100円(税込)
『ピコピコ少年 TURBO』 押切蓮介 太田出版 693円(税込)

『華宮〜』は日本SF大賞とったあと書店から消えていたけど、やっと重版入ったみたい。

今月の予算残はあと7207円。

Another

Another

Another


今期からアニメがやるらしいのでその予習。

って、なにこれ、「転校生」に「怪談話」に「言い伝え通りの人死に」に「眼帯をした綺麗な女の子」!? 更に球体関節の人形とかも出てきちゃって、ジュブナイル・ホラーどころかライトノベルのホラーものそのままだよ。凄い懐かしい。抜群の安心感。
あまりになじみ深いストーリーだったので、一日で読了。もう、内容っていうより学園モノを読んでるっていう状況から生じる懐かしさをおかずに読んでしまった。超ノスタルジー

同作者のホラーであれば、何が起こってるのかも分からなくて気味の悪い『深泥丘奇談』の方が好みなんだけど、あっちは病気がちな中年夫婦とか怪しいおっさん医師三兄弟とかそんなんばっかりで、綺麗な中二病の女の子とかいないから、アニメにして映えるのはやっぱり『Another』の方なんだろう。

ハタチ後半のライトノベル育ちの男の子は、水曜夜に『Another』見て懐かしくなろうぜ。