2月の分
今月はなにやら忙しくて日記を書けなかったけど、本はきちんと買っている。
『文芸春秋 3月号』文芸春秋 890円
田中さんと円城さんの単行本の売上の差は、正直、担当者も含めて泣いていいと思うな。同じ芥川賞だってのに。
『ミステリマガジン 4月号』 早川書房 920円
「ミルキィホームズ特集」なんて企画をやってたもんだから思わず・・・いつもと表紙のイメージが違いすぎる。
この前は「UN−GO特集」とかもやってたし、ミステリィマガジンは随分アグレッシブだな。
SFマガジンも「モーパイ特集」とか「シュタゲ特集」とかやればいいのに。
『SFが読みたい!2012年版』 SFマガジン編集部編 788円
『草津・伊香保・四万 (楽楽)』 JTBパブリッシング 924円
先日、伊香保温泉に行って来た。
昔は温泉入った後コンパニオンとけしからんことをする場所だったと両親が教えてくれたが、見た限り置屋もストリップ小屋もなかったし、勿論この健全なガイドブックにそんな情報は載っていない。
『粘膜戦士』 角川ホラー文庫 620円
「粘膜」シリーズ第4弾。とりあえずどこまでも付いていこうと思う。
『窓鴉 式貴士抒情短編コレクション』 式貴士 光文社文庫 700円
『黒笑小説』 東野圭吾 集英社文庫 580円
『歪笑小説』 東野圭吾 集英社文庫 650円
文芸出版界を舞台にした風刺小説。
作家業も編集業も文学賞もみんなビジネス。
目指している人は一回読んどいた方がいい。過剰ではあるが嘘ではないと思う。
『よいこの黙示録 2』 青山景 イブニングKC 570円
青山景の遺稿。小学校を舞台に子ども達が作る新興宗教ってテーマは面白そうだったので作者の自殺は非常に残念。
『ロボット残党兵 零』横尾公敏 リュウコミックス 620円
前日譚ではなくアナザーストーリー。ロボット残党兵たちによる地獄の黙示録。
本編よりも日の丸人たちの内面に目を向けた話になっている。人にも兵器にもなれない日の丸人たちの苦悩。
『25時のバカンス 市川春子作品集〈2〉』 市川春子 620円
SF+異形+近親相姦=ユートピア。
『百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱』 志水アキ 怪COMIC 609円
『弱虫ペダル 21』 渡辺航 少年チャンピオンKC 440円
『少女奇談まこら 3 完全版』平野 俊貴 阿部 洋一 電撃ジャパンコミックス 599円
の、15冊で計10210円也。
新刊で買っていけばもったいなくてそっちから読むかなと思っていたのだけど、今月は何故か古本で買った椎名誠にはまってしまいそればかり読んでいた。やはり、その時の自分の流行は金を払ったぐらいでは変わらないらしい。