本棚の整理

をしました。一月の下旬にも一度したのですが、並べ方に失敗して使いにくかったのと、休みに入ってからの急激な本の増加によって収まりきらない本が増えたのがあって、ついに整理に踏み切りました。「踏み切る」という表現が当てはまるぐらい大仕事なんです。
前回整理したときは本を出版社別に分けて、さらに読んでいない本と読んだ本に分け、読んでいない本を取りやすいように手前に、読んだ本を奥にしまったのですが、この方法で並べると思いの外見た目が悪く、なんだかまとまりがない上に、後々から読んだ本の収納がめんどくさいという欠点がありました。そのため今回は出版社・読み本分けはやめて、まず作者別に本を分け、そのあとその作者が、怪奇、ファンタジー、SFのどのジャンルに属するかを決めてジャンル分けし、それぞれのジャンルを別の本棚に入れることに。ただし、複数の作者の作品を集めているアンソロジー怪奇小説傑作選や90年代SF傑作選など)は別枠にしてジャンルに限らず一つの本棚にまとめました。あとハードの本もサイズの問題からジャンル分けせず別置です。
ちなみにジャンル別の書籍数で一番多かったのはSF、その後に怪奇、ファンタジーでした。SFはハヤカワや創元から順調に出ているしブックオフなどで安価で手に入りやすいので順当なところ。怪奇は・・・出版数は少ないし高価なんですが執念で買ってます。一人の作者が書いた本は3ジャンルの中で一番少なかったんですが、アンソロジーの数が圧倒的。SFの3倍くらいあります。長編より短篇の方が多いという怪奇の性質のせいもありますが、怪奇アンソロジーを見つけたらかなり高価でも買っているという僕の生態の賜物のような気がします。いったいいくら使ったんだろう・・・。
あ、ジャンル分けで一番悩んだのは、フリッツ・ライバーレイ・ブラッドベリなどの様々なジャンルを書いている作者のものはどうするか?でした。一応その作者の本で現在持っているものからどのジャンル本が一番多いかで判断しました(フリッツ・ライバーはファンタジーレイ・ブラッドベリは怪奇)が、あとあと変わるかもしれません。あと、怪奇とファンタジーのわけも難しかったのですが、全て僕の主観で適当にやってしまいました。だって、ジョナサン・キャロルとかまだ読んでいないし、ダーク・ファンタジーって・・・どっちよ?
そんなかんじで、5時間かけて整理終了。どうなったかな、と期待を胸にあたりを見回してみると・・・正直あんまり見た印象が変わらない・・・。妹にも、「何が変わったんだかよく分からない」と言われました。・・・脱力。ついでに整理中にふと気になって調べたところ、積み本が百冊以上ありました。どうすんだろ、自分。