2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

忘れないと誓ったぼくがいた

忘れないと誓ったぼくがいた作者: 平山瑞穂出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/02/20メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (112件) を見る 日本ファンタジーノベル大賞受賞者・平山瑞穂の第二作目。 前作『ラス・マンチャス通信』とは表紙…

アムネジア

アムネジア作者: 稲生平太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (40件) を見る 読みました。 前作『アクアリウムの夜』を読んだときに気になった登場人物達の少年少女な感じは、作中の人…

デス博士の島その他の物語

デス博士の島その他の物語 (未来の文学)作者: ジーンウルフ,Gene Wolfe,浅倉久志,柳下毅一郎,伊藤典夫出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2006/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (135件) を見る 「未来の文学」シリーズ…

『アムネジア』 稲生平太郎著 角川書店 買ってみました。

明治大正翻訳ワンダーランド

明治大正 翻訳ワンダーランド (新潮新書)作者: 鴻巣友季子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (52件) を見る 現在まで続く翻訳の、そのはしりを作った人たちのことが分かります。 一口に翻…

誰の得にもならない出来事

今日、自転車に乗っていたところを警察官に呼び止められました。 僕の乗っている自転車が盗難車でないか点検する、ということなんですが、この点検を受けたのは大学が休みに入ってから数えると3回目です。 その度に、拳銃と警棒持った物騒な人に疑わしい目…

奥の部屋

奥の部屋 (魔法の本棚)作者: ロバートエイクマン,Robert Aickman,今本渉出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1997/10/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 知る人ぞ知る、を通り越してもはや知っておいて欲しい人も知らない…

アクアリウムの夜

アクアリウムの夜 (角川スニーカー文庫)作者: 稲生平太郎,緒方剛志出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/01/31メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 779回この商品を含むブログ (51件) を見る 最近出版された『アムネジア』の作者稲生平太郎がえらく前に書い…

タタール人の砂漠

タタール人の砂漠 (イタリア叢書)作者: ディーノブッツァーティ,Dino Buzzati,脇功出版社/メーカー: 松籟社発売日: 1992/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (21件) を見る イタリア人作家ディーノ・ブッツァーティの長編です…

今日は神保町に行ってきました。 目当ては「未来の文学」シリーズの『デス博士の島その他の物語』。 早速三省堂に足を向け、無事に購入。後日開かれる訳者のトークショー整理券も貰いました。 整理券のナンバーは、12。昨日発売されたということを考えると、…

沈黙

沈黙作者: 古川日出男出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1999/07/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見る MISAGOさんから『アビシニアン』と繋がっていると教えてもらったので、読んでみました。 なるほど、あちらで登場した保健…

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?作者: 古川日出男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/04/22メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 190回この商品を含むブログ (382件) を見る 『アビシニアン』は猫だったので、今度は犬の話を。 犬と、あと戦争の話です。 第二次大…

足跡

ふと、前回書いた日記のリンク元を眺めていたら、 「恋愛 欲望の象徴」 なるキーワードで此処に来た人がいたようです。 探していたものは見つかったんでしょうか。

アビシニアン

アビシニアン作者: 古川日出男出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/06メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る古川日出男を初めて読みました。 五感が鋭く、強烈に描かれた作品でした。 鋭く差し込む光や、 数多く登場する料理や…

どろぼうの神さま

どろぼうの神さま作者: コルネーリアフンケ,Cornelia Funke,細井直子出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2002/04/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 9回この商品を含むブログ (31件) を見る 現代ドイツの児童文学作家の中でも人気が高いと言われる…

崩れるものすら此処にはない

一月が終わって二月が始まりました。 はてな内にある森見登美彦のブログで「諸君、ここで胸に手を当てて己に問うてみよ。二○○六年に成し遂げるべき事柄の十二分の一を、諸君はすでに成したであろうか。一月に成し遂げたことを十二倍すれば、それで諸君の目標…