となり町戦争作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/01/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (490件) を見る 昨年だか小説すばる新人賞をとった作品です。ある日公共事業として町同士が戦争を始めるけれど、表面上…

最近寝るのが遅くなっていたせいなのか、授業中に「頭は起きているけど体が寝ている」状態になってしまいました。要するに金縛りのような状況です。 ゼミの途中で他人が発表しているときについうとうとしてしまい、これではいけないと思って起きようとしたら…

眠くて死にそうな勇敢な消防士―モラヴィア動物寓話集作者: アルベルト・モラヴィア,千種堅出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/09/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るタイトルの消防士はナマケモノのこと。出火から何年…

今日はペリー・ローダンと岩窟王の日だった。昼から夕方にかけてビデオで岩窟王を全話見た。やはり、伯爵はかっこいい。伯爵の手下もかっこいい。アルベールは相変わらず馬鹿だったが小説よりは成長してたしマザコンエンドじゃなかった。フランツは信じられ…

ある人殺しの物語 香水 (文春文庫)作者: パトリックジュースキント,Patrick S¨uskind,池内紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/06/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 36回この商品を含むブログ (160件) を見る ものすごい鼻を持つ男が人を操るほどの…

というフレーズが『ＢＡＲＯＧＵＥ −歪んだ妄想−』というゲームに出てきます。このゲーム、要するに３Ｄ版トルネコの冒険みたいなゲームなんですが、トルネコの薬草にあたるものが何のものとも知れない生肉、パンにあたるものが生の心臓になっていたり、ダン…

『眠くて死にそうな勇敢な消防士』 アルベルト・モラヴィア著/千種堅訳 早川書房 『黒マントの女』 アルベルト・モラヴィア著/千種堅訳 集英社 モラヴィアを２冊購入。しかも『眠くて〜』は動物寓話集、『黒マントの女』も幻想小説のよう。これで好きな傾向…

２度の挑戦にもかかわらず、その内容が殆ど掴めなかった『オーレリア』に３度目の挑戦をしました。今回は今までとは戦法を変え、まず外堀から埋めていくことに。ネルヴァルの生い立ちを文献で調べ、さらに『オーレリア』以外の作品を読んでみました。いくつ…

『輝く断片』 シオドア・スタージョン著/大森望訳 河出書房出版 やっとはじまった奇想シリーズ第二期です。７月１日にやるスタージョン祭りの整理券をくれるということだったので、神田の三省堂で買ってきました。先着５０名、しかもキャンペーンは二日前か…

オーレリア―夢と生作者: ジェラール・ドネルヴァル,篠田知和基出版社/メーカー: 思潮社発売日: 1991/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る再読。大学ゼミの発表課題になっている作品。精神病院にぶち込まれていた作者自身の体験と見た幻覚を…

新耳袋―現代百物語〈第四夜〉作者: 木原浩勝,中山市朗出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る現代の怪談集。なんとなく小学校の頃にはやっていた『学校の怪談』を思い出しま…

『孤独な青年』 アルベルト・モラヴィア著/千種堅訳 ハヤカワＮＶ 再びモラヴィアです。しかし、この作品も幻想文学ではない様子。やはり短編集なのか・・・。 『まっぷたつの子爵』 イタロ・カルヴィーノ/河島英昭訳 晶文社 図書館の子供に勧める本リストと…

西瓜王作者: ダニエル・ウォレス,小梨直出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/04/14メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見るティム・バートン監督の映画「ビッグ・フィッシュ」の原作者の作品です。 アメリカ南部のある村に…

水蜘蛛 (白水Uブックス)作者: マルセルベアリュ,田中義広出版社/メーカー: 白水社発売日: 1989/10メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る小説を書かない僕にはどうしてそういうものが描けてしまうのか分からないが、文章を読んでいるだけで絵画を…

『ホテル・ニューハンプシャー(上・下)』 ジョン・アーヴィング著／中野圭二訳 新潮文庫 ２００円 『熊を放つ(下)』 ジョン・アーヴィング著／村上春樹訳 中公文庫 １００円 近くの古本屋によったらアーヴィングがやたらと置いてありました。『ホテル〜』の…

左巻キ式ラストリゾート―ぷにふごEX (パンプキンノベルズ)作者: 海猫沢めろん,ぴぃちぐみ,鬼ノ仁出版社/メーカー: イーグルパブリシング発売日: 2004/04/01メディア: 新書 クリック: 160回この商品を含むブログ (73件) を見るサークル同期だけの小読書会で次…

雨月物語 (ちくま学芸文庫)作者: 上田秋成,高田衛,稲田篤信出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/10/01メディア: 文庫 クリック: 31回この商品を含むブログ (18件) を見る実は読むのははじめて。古典は苦手なので、現代語訳の方を主に読んでいきました。日…

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (410件) を見る一度読み始めると止まらなくなってしまう西尾維新の…

『ネコソギラジカル(中)』 西尾維新著 講談社ノベルス １０８０円 帰りがけに０時近くにもかかわらず開いてる本屋にふらりと入ったら平積みにされてました。一応発売日ちょうどの購入かな。 そういえば、昼にアマゾンのユーズド行ったら、もう半額で売られて…

アルベルト・モラヴィア著/大久保昭男訳 學藝書林 いつものようにはまぞうで画像と情報をアップしようと思ったら出ませんでした。刷られたのが昭和の４６年なのでいくらなんでも古すぎたのかもしれませんね。 で、この本は非常に期待して読んだのですが、残…

『誘惑者』 アルベルト・モラヴィア著/大久保昭男訳 學藝書林 ５００円 前にアンソロジーに入っていた「パパーロ」と「壮麗館」という短編を読んでほれ込んだ作家です。てっきり幻想色の強い作家だと思っていたら、むしろエロスの方に偏りのある作家のようで…

怪奇探偵小説傑作選〈1〉岡本綺堂集―青蛙堂鬼談 (ちくま文庫)作者: 岡本綺堂,日下三蔵出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/02メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る再々読ぐらいかな。改めて読んでみると岡本綺堂の怪談は古式…

さまよえる魂のうた 小泉八雲コレクション作者: 小泉八雲,池田雅之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/11/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る物語ではなくエッセイ集。八雲の少年時代の夢の話や怪奇体験の話はか…

トマス・モアの大冒険―パスト・マスター作者: R・A・ラファティ,井上央出版社/メーカー: 青心社発売日: 1993/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る崩壊の危機に瀕した世界を救うために過去から一人の男が呼び寄せられて・・と…