2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

死霊の恋・ポンペイ夜話

死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇 (岩波文庫)作者: ゴーチエ,田辺貞之助出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/07/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 今年も大学で仏・日の比較文学文化というゼミをとったので、フランス文学の発表すること…

配慮

奴隷的無償労働、もとい某新古書店の職場体験兼採用試験に行きました。 客として行くのと、中の人として働くのはえらい違いがあるものでとにかくひたすら忙しい。 立ち止まる暇もなくただひたすらに増えつづける買取本を棚に並べ レジに入ればありの如く並ぶ…

オルフェの方舟

ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 (電撃文庫)作者: 上遠野浩平,緒方剛志出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/04/08メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (166件) を見る 僕の、私の、上遠野です。 最近の上遠野の何がいけない…

暇なんです

『あくび猫』で紹介されていた蕎麦屋「出雲蕎麦」に行って来ました。 神保町駅を出て、白山通りをちょっと下ったところにありました。 ただ、ほんとにあったのはいいんですが、お値段はランチで1200円。 あぁ、諦めましたさ。 諦めて近くの中華屋でラー…

魔法の書

魔法の書 (文学の冒険シリーズ)作者: エンリケアンデルソン=インベル,Enrique Anderson Imbert,鼓直,西川喬出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1994/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る エンリケ・アンデルソン=…

あくび猫

あくび猫作者: 南條竹則出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 英国怪談の翻訳者・南條竹則の小説というか、ほとんどエッセイです。 国立大学英文学教授にして無類の飲食好きの中年・あくび先生の…

近況

バイトすることにしました。

城の中のイギリス人

城の中のイギリス人 (白水Uブックス (66))作者: A・ピエール・ド・マンディアルグ,澁澤龍彦出版社/メーカー: 白水社発売日: 1984/11メディア: 新書購入: 4人 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る シュールリアリズム作家の一人マンディアルグ…

象の棲む街

象の棲む街作者: 渡辺球出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12/19メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見る 第15回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を獲った作品。 アメリカと中国に支配され戦後の混乱期のような状態に戻って…

渇きの海

渇きの海 (ハヤカワ文庫 SF ハヤカワ名作セレクション)作者: アーサー・C・クラーク,深町眞理子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/07/21メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (67件) を見る どっかの誰か曰く、 イルカの出てくる…

下り坂

大学の講義中、ふと前の席に座っている男子学生の頭に目を向けたら、どうも毛が薄くなっている様に見えました。 側頭部の方はまだ地肌は見えないのですが、頭頂部の所が少なくなっているのか少し焼けたような色の肌が見えています。 その講義は、取れる学年…

伝奇ノ匣1 国枝史郎

伝奇ノ匣〈1〉―国枝史郎ベスト・セレクション (学研M文庫)作者: 国枝史郎,東雅夫出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2001/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 伝奇作家・国枝史郎の傑作集。 台詞とか時代がかっていて冗長で…

マジック・キングダムで落ちぶれて

マジック・キングダムで落ちぶれて (ハヤカワ文庫SF)作者: コリィ・ドクトロウ,川副智子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/08/09メディア: 文庫 クリック: 45回この商品を含むブログ (48件) を見る 今年もサークル年鑑の次期です。 去年は『宇宙英雄ロ…

スタンダード

大学から帰り、家で飯を食べていたら猫がやってきました。 この猫、うちの猫ではないのですが、家に人がいる時に来ては残り物をねだってきます。 なので、いつもならば、箸でつついている焼き魚のへりでもやるところなのですが、今日は猫自身が自分で食う物…

ページをめくれば

ページをめくれば (奇想コレクション)作者: ゼナ・ヘンダースン,安野玲,山田順子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/02/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (49件) を見る 河出の『奇想コレクション』シリーズの最新刊…

挫折

『です・ます』調をやめてしまおうと思っていたのですが、ここを始めてからの一年という期間は思っていた以上に僕の思考を変えていたようで、やめた方が書くのに時間がかかってしまうという状態になっていました。なので、もとに戻ろうと思います。 三日坊主…