アビシニアン

アビシニアン

アビシニアン

古川日出男を初めて読みました。
五感が鋭く、強烈に描かれた作品でした。
鋭く差し込む光や、
数多く登場する料理や音楽、
映像から感じる舞踏のイメージ、
匂いで外界を知る感覚。
そして、その代わりに意味を失っていく文字。
猫になる感じです。