名作平積み大作戦2

前回あれだけ文句を言っておきながら、見てしまいました。今回のお題は「甘く危険なセレブに憧れる人にオススメの名作」。はっきり言って僕と何の関係も無いお題です。そのため、ほとんど期待せずに見ました。紹介された作品は『金色夜叉尾崎紅葉著と『グレート・ギャツビー』フィツジェラルド 著。前者は大体の内容は知っていましたし、後者は村上春樹がその作中で出していたので書名と作者くらいは知っていました。ただ、いずれもあまり興味は持っていなかった作品です。で、結局見終わった後でも作品自体にあまり興味は湧かなかったんです。ただし、番組内でコメンテーターがやる作品のプレゼンはなかなか面白かったです。とくに『金色夜叉』の方はこの作品の時代と今との感覚のずれから来る「おかしさ」に焦点を絞った紹介で、楽しいプレゼンでした。この作品の読み方としては斜めから見ている感じもしますが、紹介する場合はこういうやり方もありか、と勉強になりました。この番組、お題に妙な執着を持っていなければ普通に楽しめるんですね。ところが、来週のお題は「“Jホラー”に夢中な人にオススメの名作」。執着・・・あるなぁ。