道徳教育

道徳教育の研究という授業をとっています。名前からしてなんとも胡散臭い感じなので、履修選択のとき正直ほんとにとろうかとるまいか悩んだのですが、教職の必修科目らしいので結局とってしまいました。しかし、まさかほんとに名前通りの内容だったなんて・・・。このご時世に正気で「正しいこと、悪いことと」とか「社会の形成者としての自覚を〜」とか教えるんです。授業聞いていて頭がくらくらしてきます。小学校のときに何の価値もねえな、と思いながら受けて、成長してからも確かに何の価値もなかったと確信できるような話を、大学で先生になるためと称して聞かされるんですから。そしたら、この前課題が出ました。こともあろうに道徳の時間の指導要領作って来いって言うんです。かなり悩んだんですが、どうしても出来なくて、ついに作れないまま提出日になってしまいました。どうせ、他の人もたいしたもの作ってないんだろう、とたかをくくっていたら、信じがたいことに僕以外の人は殆どプリント10枚はあるような分厚いのを作ってきてました。男も女も休み時間は廊下で煙草を吸ってスーパーフリーの如き話をしているようなやつも・・・。おわああ、この中じゃ僕は一番の落ちこぼれですね。まぁ、いいや、要するに嘘を書けばいいってことなんでしょう。見事に嘘を書き連ねてきますよ。今度の授業の日までに。