公園

地元の駅から家の間に、ブランコと砂場しかないような小さな公園があります。昼間には子供や中学生なんかが数人いたりいなかったり、という感じの寂れた場所ですが、夜中になると何故かかなりの確立で誰かが居座っています。浮浪者が寝ていたり、チーマーが煙草吸いながらたむろっていたり、カップルがいちゃついていたり、会社員らしき中年が呆けたように座っていたり、要するに他に居場所のないような人たちがいるわけです。いるのは必ず一時に一人か一グループ。毎晩ころころと顔ぶれが変わっているので、駅からの帰りがけに見かけるとなかなか面白いです。なるほど、確かに「公園」だ。