図書館利用法

今日は国立国会図書館に行ってきました。生まれて初めて中に入りましたよ。
前回行ったのは高校二年の時でしたが、その時は国会図書館の18歳以上入場不可という規則に引っかかってしまい入ることすらできませんでした。結構頼み込んだんだけど入れてくれなかったんですよね。あれは悔しかったなぁ・・・。
まぁ、そんな僕ももう18歳をとうに超えました。楽々と入れましたよ。
館内は大体想像どおり。少し古びてはいましたが立派な作りの建物に、静かな雰囲気。今日は台風が近いということもあり、少し利用者がいつもより少ないはずなんですが、それでも閲覧席なんかは大分埋まっていました。
利用者は大学生から社会人が主で、やはりみんな読書というより調べものに来ているんですね。
でも、どんな中にも周りの人間とは目的を異にした人はいるものです。僕が目の当たりにしたのは大量の雑誌を前に積み重ね、人が背後に立てないような壁際に陣取ったおじさんでした。なんだか、勉強をしに来ている風ではありません。目が違うんです。
そんなおじさんが台風の日にこんなとこまで何を求めてやってきたのかは、彼の手にしている資料をよく見ればわかりました。なんとまあ、テーブルの上に何冊も積み重なっているのはエロ本じゃないですか。しかも、こういうおっさんは一人じゃありませんでした。僕が見かけただけでも3人はいました。
すごいです。だって、国立国会図書館って所蔵本のほとんどは書庫にしまってあって、読みたい時はきちんと手続きして、カウンターで受け取らないといけないんですよ。しかも、国会図書館のカウンター業務しているのって、大体若い女の職員さんなのに。絶対、コンビニで買うより数倍恥ずかしいですよ。
しかし、そんな恥ずかしさなんて物ともせず、館内に漂うインテリジェンスな空気の中、おっさんたちはエロ本を満喫していました。すごい、確かにこんな情景は僕が働いているような地方の図書館じゃ見られない。さすが、国立国会図書館ですね。そして、そんな国内最大の智恵の宝庫以上におっさんたちの性欲に感服しました。


しかし、あぁはなるまい。