コック&ブル

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奇想コレクションで発売予定の『ごっつい野郎のごっつい玩具』の作者ウィル・セルフ
ウィル・セルフは現代イギリスの「若手作家ベスト20」の一人。
そして、その作風は、どっかの本では「洗練された下ネタ」とかそういう感じで紹介されていました。
そう、下ネタです。下品で、しょうもなくて、そのくせ小学生から大人まで笑わせられる、あの下ネタ。
本書には、中篇が二つは言っていますが、そのいずれも作品全体で下ネタを披露してくれます。
言葉遊びに、連想ゲーム、おまけに下品な内容がそのまま作品の中心になっていて・・・
まぁ、大体、タイトル自体下品ですしね。内容もとことん下品です。
でも、面白いです。奇想です。思いついたって、羞恥とか倫理とかのせいで誰も書かないようなことを書いてくれます。
個人的に誰かに薦められる本ではありません。でも、これはちょっと他では読めない作品ですよ。
奇想の方がますます楽しみになりました。
早く出ないかな。表紙とかどんな風にするんでしょうかね。