姫百合たちの放課後

姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫JA)

姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫JA)

で、『ハローサマー〜』でキュンキュンした気持ちのまま、こっちを読み始める。

な、なんじゃこりゃあ!!

恋愛・・・ではあるんだけど、百合だし、妄想するし、襲うし、縛るし、大変なものである。
短編集のなのに、一篇一シーンは必ず絡みが出てくる。おまけに、ぼかしたような描写などなく、プレイ内容から人物の心象にいたるまでばっちり描き切ってくる。密度から言えば、二次元ドリームノベルもかくやといった感じ・・・しかも、もち100%女同士だしね!!

ああ、しかし、女性が「恋愛」じゃなくて、「性欲」から書いた文章というものを初めて読んだ気がする。森奈津子・・・なんて、正直な人なんだろう。