シャトゥーン
シャトゥーン ヒグマの森 (宝島SUGOI文庫) (宝島社文庫)
- 作者: 増田俊也
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 文庫
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最近ヒグマ小説を2冊読んだおかげで、ヒグマとツキノワグマの違いがわかるようになった。
ツキノワグマ→体長120-180cm、体重オス50-150kg メス40-90kg
ヒグマ→体長オス250-300cm メス180-250、体重オス250-500kg メス100-300kg
って、もう全然別の生き物じゃん。
小学生と朝青龍ぐらい違うよこれ。
しかも、こいつ(ヒグマ)は、車と並走できるぐらい俊敏な上に、ショットガンみたいな貫通力のない銃だとまず倒せないぐらい皮と筋肉が硬くて、頭もいいので火をあまり怖がらない。おまけに、執着心が強くて一度自分が手に入れた獲物(ヒトでもモノでも)を取られると凄い怒ってどこまでも追ってくるという、ホラー小説のモンスターみたいな設定つき。怖過ぎるだろ。
ブッツァーティの『〜クマ王国の物語』に出てくるクマとかは多分ツキノワグマだったんだろうな。
あれがヒグマだったら、シチリアどころかローマ帝国ごと滅ぼされそうだ。