ぼくらのひかりクラブ 上 小学生篇
- 作者: 古屋兎丸
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: コミック
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『ライチ☆光クラブ』の前日譚。
光クラブの誕生と、ゼラが如何にしてその支配者になったのか。
『ライチ〜』にて破滅的な最期をむかえる少年たちは、かつてどんな子供だったのか。
ほとんどの登場人物がそれぞれの欲求や悪意はあれ、小学生らしい小学生として描かれる中、ただ二人、ジャイボとゼラのやばさが半端ない。お互いにお互いを歪め堕としあってて、自分たちを含め誰のためにもならないカップリング。ジャイボいなけりゃ、ゼラは順当に30歳で世界支配者になれたんじゃないのか。ジャイボは、ゼラいなけりゃ順当に豚箱行きだろうけどさ。
早く下巻が出てほしいものだ、が、巻末特別付録のライチ☆四コマ劇場のあまりの壊れっぷりに、しばらく間をおかないとまともに読めそうにない。ゼラ、印象違いすぎるよ。雷蔵、自重してくれよ。