オズの魔法使い

 バウム著 河出書房新社
「九年目の魔法」に出てくる本の一作です。あの本に出てくる本は大体古典的名作ばかりのようなので、古典ファンタジーを読んでいない僕には一石二鳥ですね。この『オズの魔法使い』はあまりにも有名な話なので、大体あらすじは知っていましたけど、それでも面白かったです。スジを知っていても楽しめるというのはいい本の証ですね。翼の生えた猿たちとか竜巻にのって運ばれる家のイメージとかはいかにもファンタジーという感じがしていいですね。個人的にはペテン師のキャラクターが大好きです。