子ども図書館

しばらく前から読書会の資料として青い鳥文庫福音館書店などを幾つか読んでいるのですが、書店で買うと非常にお金がかかるので大体図書館で借りています(出版関係の方ごめんなさい)。都合よくうちの近所にある図書館は比較的大きな図書館で、小説や絵本などもかなり網羅的に収集しているところなので欲しい本はほとんどそこで手に入れることが出来ます。ただし、一つ大きな問題があるんです。その図書館の内部には大きく分けて二つのフロアがあり、「一般利用者用図書館」と「子ども図書館」となっているんです。今僕が読んでいる児童向けのファンタジーなどはもちろんこの「子ども図書館」の方に所蔵されていて、借りる時はいちいち図書館員の方の手を煩わせるわけにいかないので、この「子ども図書館」に入らないといけないんですが・・・これがまた非常に恥ずかしいんです。自分で図書館に足を運ぶような本好きの輩は小学校高学年にもなると「一般利用者用図書館」に行くようになりますから、「子供用の図書館」に来るのは大体幼稚園から小学校低学年、しかも保護者付です。子どもが走り回ってキャーキャー言っていて、その横で若い奥様方が集まって子どもを横目に見ながら雑談しているようなところに、僕のような20代男性しかも黒ずくめが混じっているのははっきり言って異常です。絶対親の人とか雑談しつつ自分のこと警戒してるよ、とか思いながらいそしそと本を借りることになります。かなり被害妄想も入ってるっぽいですが、そのくらい僕が空間内で異質なんです。いやだなぁ・・・せめてファンタジーの研究書ぐらい一般の方に入れてくれてもいいのに・・・。そんなわけで、最近図書館に行くにはなるたけ明るい衣服を着るようにしています。あぁ、早く、全部読み終わりたい・・・。