懸念

毎年、夏冬にやっている図書館のアルバイトを今年もやることになりました。一日中本がある場所にいれる上、仕事自体も本の貸出・返却、棚への返架に書庫からの本出し、と頭も体も酷使しない内容です。
これぁ楽だね、と思いながら毎年やっているんですが、それでも人生いいことばかりとはいかないようで、毎度非常に悩まされる問題があります。僕の頭に問題があるせいなのか、そもそもその気がないせいなのか、他の職員の名前が覚えていないんです。図書館というのは公共機関ですから、毎年毎年人が入れ替わるわけではありません。1年ごとに一人か二人異動があるだけで、面子はほとんど変わらないんです。なのに、僕は行く度に職員の顔に覚えはあれど、名前が一向に出てきません。3ヶ月ほどあっていなかったとはいえ、2年間も夏冬世話になった人間の名前が出てこないなんて・・・我ながら何かの病気ではないかと不安を覚えます・・・。
しかし、まさか「あなたの名前なんでしたっけ?」と本人に問うわけにもいかないので、毎回シフト表やら名札やらを見て確認しています。分からない場合は、その人の名前を一言も口にせず挨拶やらを済ますわけです。そんなわけで、僕がニコニコしながら挨拶してきても、言葉の最初にその人の名前を付けなかった場合は、おそらく名前を忘れているということです。あしからず。