多分、笹はポテトチップスの隠喩

いつもは使わない路線に乗ったら、社内の中吊り広告の一つに目が行きました。
「あなた、場所取りすぎです」だかなんだか書いてある、要するに社内の座席マナーを守るように言っている広告です。
そして、そのキャッチコピーと一緒に、座席に座る3人の乗客の姿が印刷されています。ありがちなことですが、この3人が迷惑な座り方の例になってるんですね。
一人はサラリーマン風の中年。足を組んで、手を横の方に投げ出し2人分くらいのスペースを使っています。
二人目はチーマー風の若者。足を大きく開き座って、これまた二人分くらいのスペースを占拠しています。
そして、3人目というか3匹目はパンダです。笹を食む可愛らしいパンダがズンネリと座り、これまた大きな場所を使用しているのです。
おそらく、作り手側の意図としてはパンダはオチなんでしょう。注意書きのような内容の広告に、愛らしいキャラクターを織り交ぜることによって、ちょっとでも説教臭さを和らげようというありふれたやり方です。
でも、この並び、この内容だと、パンダが体が大きいのが悪いことみたいに見てしまいます。おまけに、このパンダの体形って、そのまま太った人の体形にとてもよく似ているので、まるで、肥満の人は座席に座っちゃいけませんって暗示しているように読めてしまうんですが・・・考えすぎなのかな・・・。
某予備校のシンボルマークがシャム双生児に見えることといい、中吊り広告ってもうちょっと考えた方がいいんじゃないでしょうか。