ラヴクラフト全集3

ラヴクラフト全集 (3) (創元推理文庫 (523‐3))

ラヴクラフト全集 (3) (創元推理文庫 (523‐3))


再読しました。実に2年ぶりです。
改めて読んだら、記憶の中の印象より面白かったです。
ダゴン」は昔読んだ時より、絵姿が鮮明に思い浮かんだし、
アウトサイダー」は、こんな手法の作品もあったのかと見直した感じです。
筋としては、怪奇冒険ものみたいなのが多いんですけど、ラヴクラフトが書くとどうも他の作家のものと雰囲気が違うんですよね。暗さとか、深さとかが。
やはり、水をピチャピチャ滴らせて、怪獣や触手がドカンと出てくるだけがラヴクラフトじゃないんですね。