夜は一緒に散歩しよ


黒史郎さんの小説に描かれる、怪異の風景はとてもいいものです。
『獣王』の頭の中にある全世界の生き物を納めた動物園とか。
『夜は一緒に散歩しよ』の頭のおかしくなる紙芝居を上演するホームレスの徘徊する街とか。
この人の本はそれだけで面白い。