2005-04-13から1日間の記事一覧

三十九階段

ジョン・バカン著/小西宏訳 創元推理 スパイ小説の古典的傑作だそうです。今読んでみると、筋もなんだかありきたりな作品のように感じますが、出た当初は衝撃的な作品だったんでしょうね。時代を感じます。 暗号の謎とかなじみのある要素も出てくるんですが…

木曜の男

G・K・チェスタトン著/吉田健一訳 創元推理 うーむ、相変わらずチェスタトンはわかりづらいです。というか、『新ナポレオン奇譚』より理解できなかったです。途中までの展開は追えるんですが、最後の落ちが・・・どういう意味なんだろうか・・。奇妙に謎めい…

十二夜

シェイクスピア著/小津次郎訳 岩波文庫 ワイルドの『サロメ』と同じく台本の形になっています。男装をした女性・ヴァイオラ、ヴァイオラを男性だと思い惚れてしまった令嬢、そして令嬢との結婚を望む公爵、実はヴァイオラはこの公爵に惚れていて・・・と話の…

一気に更新

4月にはいって大学が始まってからというもの、どうも忙しくて更新がなかなかできませんでした。仕方ないので最近読んだ本を今日まとめてアップします。