ついに出ていました。ハミルトンSF短編集です。最近の創元は本当に活きがいいですね。

たくさん持っていると思ってたのに、この前整理をしてみたら一作しか持っていなかったジョナサン・キャロル。なんか悔しかったので買いました。

表紙の解説が、かっこよく書いてあるんでけど、ひきこもりの話みたいだったんで購入。
アウトサイダー=社会秩序の中にあることをみずからの意志で拒否している者、だそうです。

新旧色々な吸血鬼物語のアンソロジーです。ダン・シモンズフリッツ・ライバー、タ二ス・リーも入っています。

  • 『ゆうれい屋敷のなぞ』 アーサー・マッケン著/尾崎理沙訳 ポプラ社文庫 105円

ポプラ社ですから、子供用の書籍です。偶然児童文学のコーナーで発見して即購入。分かりにくいですが、原題は『三人の詐欺師たち』(創元社の『怪奇クラブ』)です。以前読んだんですが、多分いろいろ改定されている部分があると思うので、読み比べて楽しむつもりです。しかし、アーサー・マッケンを読む小学生っていうのも凄いものがありますね。ちなみにポプラ社では怪奇シリーズと称して他にもブラム・ストーカー、レ・ファニュ、ポー、C・A・スミスなどを出しているみたいです。レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』なんかかなりエロティックな話だった気がするんですが、どうやって訳してるんでしょうかねぇ。

  • 『ふくろうの眼』 ゲルハルト・ケップフ著/園田みどり訳 国書刊行会 500円

表紙に目が行って解説を読んで購入。なんとも珍しい現代ドイツ文学者の作品です。
最近文学と呼ばれるようなファンタジー作品というか、ファンタジー要素を持った文学作品というか・・・とにかくそういうものに惹かれています。
ちなみに、この本は国書刊行会の「文学の冒険」というシリーズの一冊なんですが、このシリーズには他にも、ジョン・アーヴィング、イタロ・カルヴァーノ、スタニスワフ・レム、トマス・M・ピンチョンなど気になる作家が多いです。欲しい、が、高い。